Artist Ultra 16

目次

製品紹介

製品概要

付属品リスト

ポータブルスタンドの取付

製品の接続

1. パソコンへの接続
2. AndroidスマートフォンまたはAndroidタブレットへの接続
3. ワイヤレスショートカットリモートへの接続

互換性

ドライバーのインストール

1. ドライバーダウンロード
2. ドライバーのインストール
3. ドライバー紹介

スタイラスペンの使用

タッチ機能

1. タッチエリア
2. 基本ジェスチャー
3. 高度ジェスチャー
4. ジェスチャーサポート一覧

フローティングメニュー

ドライバー設定

1. デバイス設定
2. ペンの設定
3. ドライバー設定
4. ワイヤレスショートカットリモート

ドライバーのアンインストール

1. Windows
2. macOS
3. Linux

FAQ

XPPen Artist Ultra 16 液晶ペンタブレットをお買い上げいただきありがとうございます。Artist Ultra 16 は新しいOLEDディスプレイ技術とマルチタッチソリューションを採用しており、視覚的および操作上の極上な体験を提供いたします。本製品の機能上の優位性を十分に発揮しながら長らく使用できるように、ご使用する前にこの取扱説明書をお読みいただき、使用中に本製品のメンテナンス・お手入れにご注意ください。

製品の継続的な改良のため、外観、色、付属品の変更については、実際の製品に準じます。当社は製品の技術的な改善や本取扱説明書の変更を予告なく行う権利を有しますので、あらかじめご了承ください。

注:本取扱説明書中の画像はすべてイメージです。

インジケータ状態:

電源ボタンをタップして起動します。起動時にブルー色で常時点灯します。再度電源ボタンをタップして電源を切ります

スタンバイ状態では、オレンジ色で常時点灯します

ペンタブレットモードについて、電源ボタンを3秒長押しすると、インジケータのブルー色とオレンジ色が交互に点滅したら、ペンタブレットモードに入ります。電源ボタンを再度タップしたら通常モードに戻ります

1. スタンド裏面の接着フィルムを剥がします。

2. 液晶ペンタブレット裏面の貼付位置に合わせ、軽く押して固定します。

3. スタンドの角度は2段階で自由に調節でき、使用後は折りたたんで収納できます。

製品の接続

本製品は単体では動作しないため、ご使用にはパソコン、Androidスマートフォン、またはAndroidタブレットへの接続が必要です。

パソコンの構成に応じて、以下の2つの接続方法のいずれかを選択できます。

方法1:DisplayPort出力をサポートするUSB-Cポートを備えたパソコンに接続します

1. USB-C to USB-Cケーブルを使用してパソコンと液晶ペンタブレットを接続します。

2. 画面がつかない場合は、液晶ペンタブレットと電源アダプターを2本目のUSB-Cケーブルで接続して電源を供給してください。

パソコンの出力制限により、USB-C to USB-Cケーブルのみ使用して接続する場合、製品が最大輝度に達することができず、画面が点滅したり黒い画面になったりする可能性があります。この場合、液晶ペンタブレットと電源アダプターを2本目のUSB-Cケーブルで接続して電源を供給してください。

方法 2:USB-AとHDMIポートを備えたパソコンに接続します

1. 3in1ケーブルのHDMIとUSB-Aコネクタをパソコンに接続します。

2. 3in1ケーブルのUSB-Cコネクタを液晶ペンタブレットに接続します。

3. 2本目のUSB-C to USB-Cケーブルの一端を3in1ケーブルのUSB-C電源ポートに接続するか、液晶ペンタブレットの別のUSB-Cポートに直接接続し、他端をPD電源アダプターに接続して電源を供給します。

※パソコンの単体グラフィックカードHDMIポートを優先的に使用することをおすすめします(あれば)。

1. USB-C to USB-Cケーブルを使用して携帯電話/タブレットと液晶ペンタブレットを接続します。

2. 液晶ペンタブレットと電源アダプターをもう一本のUSB-Cケーブルで接続します。

※デスクトップモード(Desktop Mode)に対応した携帯電話で接続することをおすすめします。サポート可能な携帯電話機種について、公式サイトの情報をご参照ください。

3.1. 有線接続

USB-C to USB-AまたはUSB-C to USB-Cケーブルをパソコンとデバイスに接続します。

3.2. Bluetoothレシーバーへの接続

パソコンにBluetoothレシーバーを差し込み、ショートカットリモートの電源スイッチをオンにして、インジケータがブルー色で常時点灯し、30秒後に消灯します。

3.3. Bluetoothワイヤレス接続

1. ワイヤレスショートカットリモートの電源スイッチをオンにすると、インジケータがブルー色でゆっくりと点滅し、K11キーを6秒間長押しして、ペアリング状態に入ったら、インジケータがブルー色で高速点滅します

2. パソコンのBluetooth機能からデバイス名「Shortcut Remote」を追加します。Bluetoothペアリングを完了させるとインジケータがブルー色で常時点灯し、30秒後消灯します

Windows 7 以降(タッチ機能は Windows 10 以降のみ対応)

macOS 12 以降

Android 10.0 以降(USB 3.1、DP 1.2 必須)

ChromeOS 88 以降

Windows ARM

Linux(タッチ機能は Ubuntu 20.04 LTS 以降のみ対応)

ドライバーのインストール

1. 液晶ペンタブレットがパソコンーに接続されていることを確認してください。

2. 公式サイト(www.xp-pen.jp)を開きます。

3. 「ドライバー」ページに移動し、「Artist Ultra 16」を検索し、お使いのシステムに対応するドライバーをダウンロードしてインストールします。

4. ドライバーをオンにして、パラメーターを設定し、製品の機能をテストします。

インストール前に下記事項をご注意ください:

すべてのウイルス対策ソフトウェアとドローソフトウェアを閉じてください

他社ブランドのペンタブレット・液晶ペンタブレット用ドライバーをアンインストールしてください

インストール完了後、パソコンを再起動してください

※最良の体験のために、最新バージョンのドライバーを使用することをおすすめします。

注意事項:

l インストール前に、実行中のすべてのウイルス対策ソフトウェアとドローソフトウェアを終了してください。

l パソコンに他社ブランドのペンタブレット/液晶ペンタブレット用ドライバーがインストールされている場合、アンインストールしてください。

l インストール完了後、パソコンを再起動してください。

l ペンタブレットの性能を最大限に発揮させるために、ドライバーを最新バージョンに更新することをおすすめします。

2.1. Windows

解凍後、管理者権限で「exe」ファイルを実行し、画面の指示に従ってインストールを完了させてください。

2.2. macOS

「.pkg」ファイルを解凍して実行してください。指示に従ってインストールを完了します。その後、必要なセキュリティ設定を追加してください(システム環境設定 -> プライバシーとセキュリティ -> アクセシビリティ)。認証とロック解除を行った後、XPPenDriver、XPPenTablet、および XTouchDriver の各オプションにチェックが入っていることを確認してください。チェックが入っていない場合、デバイスやドライバーが正常に動作しない可能性があります。

リストに関連するオプションが表示されない場合は、「Library -> Application Support -> PenDriver」へ移動して手動で追加してください。

2.3. Linux

DEB:コマンドラインで「sudo dpkg –i」を入力した後、インストールファイルをドラッグしてコマンドを実行します。

RPM:コマンドラインで「sudo rpm –i」を入力した後、インストールファイルをドラッグしてコマンドを実行します。

Tar.gz:解凍した後、コマンドラインで「sudo」を入力した後、「install.sh」をドラッグしてコマンドを実行します。

ドライバーのインストールが完了すると自動的に起動します。自動起動しない場合は、手動でドライバーフォルダにアクセスして、ドライバーを開いてください。

Windowsプログラムパス: スタート -> Pentablet

macOSプログラムパス: アプリケーション -> XPPen -> PenTablet

デバイス未接続時、またはデバイスが正常に接続されていない場合、以下のメッセージが表示されます。接続方法のご確認の上、デバイスの再接続、パソコンおよびドライバーの再起動をお試しの上、解決できない場合はカスタマーサポートにお問い合わせください。

デバイスがパソコンに正常に接続されると、デバイスの名称がドライバーの左上に表示されます。

ドライバーは最大3台のデバイスとの同時接続をサポートできます。いずれかのデバイスに切り替えた後、現在のデバイスをカスタマイズできます。設定した内容は、現在選択されているデバイスにのみ有効です。

Artist Ultra 16はX3 ProデジタルペンとX3 Proスリムペンを標準装備しております。X3 Proデジタルペンにはシリコンスリーブが付属しており、長時間の創作による疲れを軽減できます。X3 Proスリムペンは持ちやすく、取り外し可能なキー機能により誤操作を防止できます。

ペンの持ち方:

ペンや鉛筆を普通に使うようにスタイラスを握ってから、親指や人差し指で簡単にショートカットキーを押せるまで、スタイラスペンを回してショートカットキーの方向を調整できます。

注意:創作中に、ショートカットキーを誤って押すことによる誤操作を起こすのをできるだけ避けてください。

保管:

スタイラスペンを使わない場合、正しく保管してください。ペン先や消しゴムの両端が圧力や自重を受けることなく、ペン先や圧力センサの寿命を延ばすため、使用しない場合は、標準装備のペンケースにスタイラスペンを収納することをおすすめします。

注意:スタイラスペンを使わない場合、デバイスに置かないでください。マウスの使用や、パソコンがスリープ状態になるのに影響を及ぼす可能性があります。

替え芯の交換:

替え芯がひどく摩耗されたり、縁が鋭利になってしまうまで摩耗されたりした場合は、替え芯を適時に交換することをおすすめします。

1. ペンケースを開け、または製品のパッケージから予備の替え芯を取り出してください。X3 ProデジタルペンとX3 Proスリムペンの替え芯は共通仕様ではありませんので、交換する際には区別してください。

2. スタイラスの既存の替え芯をペンケース内部に付属した芯抜きに差し込み、スタイラスを傾けて古い替え芯を取り出します。

3. 新しい替え芯をペン穴に挿し込み、挿し込めないまで垂直で押し込みます。

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Artist Ultra 16はマルチタッチ機能をサポートし、ジェスチャー操作で創作効率を高め、トップボタンでタッチ機能をオン・オフにすることができます。

タッチ機能がオンの場合、WindowsまたはmacOSでマルチタッチジェスチャーを使用することができます。製品はシステム標準ジェスチャーをサポートしていますが、製品ドライバーでタッチエリアやジェスチャーをカスタマイズすることもできます。

製品は、デフォルト、スタンダード、カスタムを含む3種類のタッチエリア切替をサポートしています。

デフォルト:すべての画面領域はタッチ可能エリアになります。

スタンダード:画面上のフローティングメニューにのみタッチ入力を有効にし、他の領域では指1本または複数の指によるタッチ入力を認識しないようにします。

カスタム: カスタム領域外にのみタッチ入力を有効にします。 キャンバス領域などのカスタム領域では、指1本または複数の指によるタッチ入力を認識しないようにします。

基本ジェスチャーは、指1本または指2本によるタッチジェスチャーです。基本ジェスチャーを使用して、システム内のガイドを確認したり、マウスのクリック、スクロール、拡大縮小、回転などの機能を実行できます。

高度タッチジェスチャーには指3本、4本、5本のジェスチャーが含まれます。製品は、標準的なマルチフィンガージェスチャー機能、またはジェスチャーによるドロップダウンメニューから新しいカスタムジェスチャーの選択をサポートしています。

注意:操作システムのバージョンによっては、一部システムのデフォルトジェスチャーがサポートされない場合があります。

フローティングメニューは、液晶ペンタブレットまたはパソコンモニターにフローティングショートカットキーを表示できます。常用操作をフローティングメニューに設定し、スタイラスペンやマウス、タッチで当該ボタンをタップして設定した操作を実行できます。ドライバートップページの「フローティングメニュー」ボタンをタップして、フローティングメニューページで表示方法と機能をカスタマイズできます。

左上アイコン:表示位置を固定し、ドライバーを開いてフローティングメニュー機能に入り、フローティングメニューをオフにします。

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ドライバーの左側アイコンをタップすると、ドライバー機能を切り替えることができ、以下を含む液晶ペンタブレットの設定ができます。

1. デバイス設定

2. ペン設定

3. ドライバー設定

1.1. スクリーンキャリブレーション

スタイラスペンがArtist Ultra 16に正しくマッピングされているか確認してください。マッピングされていない場合は、作業エリアを参照し、マッピングエリアを調整して、普段の持ち方で、スタイラスペンのペン先でモニターに表示される赤十字センターをタップし、ペンとカーソルの間のオフセットをキャリブレーションしてください。

1.2. タッチ

タッチ機能でタッチエリアとタッチジェスチャーをカスタマイズできます

1.2.1. タッチエリア

タッチエリア機能はタッチがオンになっている場合にのみ設定できます。タッチがオフになっている場合は、製品上部のタッチボタンをタップして、タッチ機能をオンにしてください。

製品は、デフォルト、スタンダード、カスタムを含む3種類のタッチエリアの切替をサポートしています。必要に応じて、使いやすいタッチ操作を選択できます。

デフォルト:すべての画面領域はタッチ可能エリアになります。

スタンダード:画面上のフローティングメニューにのみタッチ入力を有効にし、他の領域では指1本または複数の指によるタッチ入力を認識しないようにします。

カスタム: カスタム領域外にのみタッチ入力を有効にします。 キャンバス領域などのカスタム領域では、指1本または複数の指によるタッチ入力を認識しないようにします。

カスタムタッチエリアの設定

カスタムを選択し、右側のカスタムエリアアイコンをタップし、ポップアップ画面で設定したいエリアの左上隅と右下隅をそれぞれタップして設定を完了します。

1.2.2. 基本ジェスチャー

基本ジェスチャーは、指1本または指2本によるタッチジェスチャーです。基本ジェスチャーを使用して、システム内のガイドを確認したり、マウスのクリック、スクロール、拡大縮小、回転などの機能を実行できます。

1.2.3. 高度ジェスチャー

高度タッチジェスチャーには指3本、4本、5本のジェスチャーが含まれます。製品は、標準的なマルチフィンガージェスチャー機能、またはジェスチャーによるドロップダウンメニューから新しいカスタムジェスチャーの選択をサポートしています。具体的な対応ジェスチャーについては、ジェスチャーサポート一覧をご参照ください。

1.3. フローティングメニュー

フローティングメニューは、液晶ペンタブレットまたはパソコンモニターにフローティングショートカットキーを表示できます。常用操作をフローティングメニューに設定し、スタイラスペンやマウス、タッチで当該ボタンをタップして設定した操作を実行できます。

3. スタンドの角度は2段階で自由に調節でき、使用後は折りたたんで収納できます。

フローティングメニューのショートカットキーをタップしてその機能を設定します。ショートカットキーやその他に設定したり、対応プログラムを実行したりすることができます。

ショートカットキー:

キーボードのショートカットキーを設定します。例えば、3D MAXソフトウェアでは「Alt+A」で位置合わせツールを使用できるよう設定されています。

キーボードのショートカットキーは複数セット設定できます。例えば、Ctrl+Z、Ctrl+Sを入力すれば、キーを押すと、設定されたショートカットキー機能がすべて一回実行されます。

Windows(Command):Windowsキーを含むキーの組み合わせを追加します。例えば、Win(Cmd)+Shift+3を入力したい場合、Shift+3を押すと、ドライバーは自動的にWindowsキーを入れます。

カスタムネーミング:ドライバー画面下のカスタムネーミングで、現在設定されている機能の表示名をカスタマイズできます。

その他:

ドライバーパネルの表示:ドライバー設定パネルをクイック表示します

モニターの切替:複数のモニターが存在する場合、他のモニターにカーソルをマッピングできます

プレシジョンモード:スクリーンのアクティブエリアを一定範囲内に限定し、そのエリアに対してより細かい絵描きを行うことができます

[B]/[E]:B/Eキーで繰り返し切り替えが可能です

ペン/消しゴム:ペン/消しゴム間の繰り返し切り替えが可能です

タッチ状態の切替1:デフォルト、スタンダードの2つのタッチモードで繰り返し切り替えが可能です

タッチ状態の切替2:デフォルト、カスタムの2つのタッチモードで繰り返し切り替えが可能です

デスクトップの表示:システムのデスクトップを表示します

仮想キーボード:システムキーボードを呼び出します

機能なし:機能を実行しません

アプリケーションの実行:

ショートカットキーで対応するアプリケーションをクイック起動します。

1.4. 作業エリア

デバイスの作業エリアと画面表示エリアのマッピング関係を定義します。

スクリーン

現在モニターの表示エリアとデバイスの間のマッピング関係を設定することができます。

複数のモニターを利用し、モニターがコピーモードに設定されている場合、デバイスの作業エリアはすべてのモニターにマッピングされ、ペンがデバイスの作業エリアで移動する場合、すべてのモニターのカーソルが同時に移動します。

複数のモニターを利用し、モニターが拡張モードに設定されている場合、画面タブでデバイスの作業エリアがどのモニターにマッピングされるかを選択してください。

モニターのマッピング領域を設定する:

1. フルスクリーン設定:選択中のモニターの全画面。

2. スクリーンエリアのカスタマイズ:3つの方法。

ドラッグでエリアを選択:「スクリーン」表示上のカーソルを一つの点からもう一つの点までドラッグします。

座標:X、Y、W、Hの側の入力ボックスに座標を入力します。

タップで画面エリアを設定:タップした後、選択したい「左上隅」の位置と「右下隅」をモニターでタップします

3. スクリーン表示

すべての接続中のモニターを表示します。数字マークはそれぞれのモニターの左下に表示されます。

液晶ペンタブレット

現在の液晶ペンタブレットの作業エリアを設定します。

デバイスの作業エリアを設定:

1. 全手書きエリア:デバイスのすべての作業エリア。

2. カスタム手書きエリア:3つの方法。

ドラッグでエリアを選択:「デバイス」表示上のカーソルを一つの点からもう一つの点までドラッグします。

座標:X、Y、W、Hの側の入力ボックスに座標を入力します。

タップで手書きエリアを設定:タップした後、スタイラスペンでデバイスの作業エリアに選択したい「左上隅」の位置と「右下隅」の位置をタップします。

3. 表示スケール:デバイスの作業エリアと選定されたモニターのすべての表示エリアとのスケールを同一にします。

1.5. モニターの設定

現在の液晶ペンタブレットの色関連パラメーターを設定します。

輝度、コントラスト比:相応のスライドブロックを動かしてデバイスの輝度やコントラスト比を調整することができます。

色空間:本製品にはsRGB、Adobe RGB、及びP3の3つのモードがプリセットされています。これらのモードは色域制限及びキャリブレーションが完了されていますので、ICCプロファイルによる追加の色域制限を行う必要がありません。

ICCの手動設定をご希望の場合、ドライバー画面のスクリーン設定オプションでUSERモードを選び、ネイティブカラーで設定することができます。

USERモードでは、色温度(色温度でUSERモードを選択するとR、G、Bの値も調整できます)を調整することで、色空間をカスタマイズできます。

ペンが作業エリアの範囲内にあると、自動的に異なる製品モデルのペンを認識し、ドライバーに追加しますが、ご利用のスタイラスペンは製品と互換可能であることが必要です。右側のペン名称のドロップダウンメニューをタップして、対応するスタイラスペンを選択して設定できます。対応するスタイラスペンを使用すると、ドライバーが自動的にそのペンのカスタム設定に切り替わります。

2.1. ペンボタン

画面上のペンボタンの位置をタップし、その機能をカスタマイズします。

ショートカットキー:

キーボードのショートカットキーを設定します。例えば、3D MAXソフトウェアでは「Alt+A」で位置合わせツールを使用できるよう設定されています。

キーボードのショートカットキーは複数セット設定できます。例えば、Ctrl+Z、Ctrl+Sを入力すれば、キーを押すと、設定されたショートカットキー機能がすべて一回実行されます。

Windows(Command): Windowsキーを含むキーの組み合わせを追加します。例えば、Win(Cmd)+Shift+3と入力する必要がある場合は、Shift+3を押すと、ドライバーは自動的にWindowsキーを入れます。

カスタムネーミング:ドライバー画面下のカスタムネーミングで、現在設定されている機能の表示名をカスタマイズできます。

マウスコントロール:

マウスとキーボードのキーの組み合わせを設定できます。例えば「Shift」と「タップ」を選択すると、この組み合わせをサポートしているソフトウェアでショートカット操作を実現することができます。

その他:

ドライバーパネルの表示:ドライバー設定パネルをクイック表示します

モニターの切替:複数のモニターが存在する場合、他のモニターにカーソルをマッピングできます

プレシジョンモード:スクリーンのアクティブエリアを一定範囲内に限定し、そのエリアに対してより細かい絵描きを行うことができます

[B]/[E]:B/Eキーで繰り返し切り替えが可能です

ペン/消しゴム:ペン/消しゴム間の繰り返し切り替えが可能です

スクロール:該当するボタンを押したまま、ペンでスクロール機能を実現できます

タッチ状態の切替1:デフォルト、スタンダードの2つのタッチモードで繰り返し切り替えが可能です

タッチ状態の切替2:デフォルト、カスタムの2つのタッチモードで繰り返し切り替えが可能です

デスクトップの表示:システムのデスクトップを表示します

仮想キーボード:システムキーボードを呼び出します

フローティングメニュー:フローティングメニューを呼び出します

機能なし:機能を実行しません

アプリケーションの実行:

ショートカットキーで対応するアプリケーションをクイック起動します。

2.2. 圧力感度

「筆圧」曲線を調整するか、プリセットされた圧力感度オプションを選択します。

筆圧:

オフにした後、スタイラスペンの利用時にかけられた筆圧が感知されません。

傾き検知機能:

オフにした後、スタイラスペンの傾き検知機能が無効になります。

Windows Ink(Windowsシステムのみ):

Windowsシステムはペンによる手書き入力をサポートします。Microsoft Office/Whiteboardなどのソフトウェアで手書き機能を利用したい場合、このオプションをオフにしないでください。

マウスモード:

ペンを持ち上げると、カーソルは離れた位置に留まります。操作方法はマウスと同じです。選択すると、カーソルがご利用者様についてデバイスで移動する速度を調節することができます。未選択の場合、デフォルトでペンモードを利用します。

現在の圧力感度:

現在の筆圧をテストします。

2.3. アプリケーション

アプリケーションリストにアプリケーションを追加して選択した後、そのアプリケーションにおけるペンボタンをカスタマイズします。

例えば、あるアプリケーションを選択して設定を変更した場合、そのアプリケーションの起動中にのみ変更内容が有効になります。アプリケーションを切り替えると、ドライバーは自動的に認識します。アプリケーションは最大7つまで追加できます。

アプリケーションを追加するには、以下の手順に従ってください。

1. アプリケーションバーの右上にある「+」をタップして、アプリケーション選択画面を開きます。

2. 表示されているアプリケーションから追加したいアプリケーションを選択するか、「参照」をタップしてインストールされているアプリケーションから選択します。

3. 「確認」をタップすると、選択したアプリケーションはアプリケーションバーに追加されます。

4. 追加されたアプリケーションを選択し、アプリケーションバーの後方にある「-」をタップすると当該アプリケーションを削除することができます。

5. すべてのアプリケーションを選択した場合、カスタマイズしていない他のアプリケーションにも機能が有効です。

構成ファイルのインポート&エクスポート:

設定された機能を構成ファイルインポート&エクスポートの形で設定値を読取・保存することができます。

この機能は、同じ操作システムでのみ使用できます。

診断ツール:

ドライバーの使用中に問題が発生した場合、診断ツールを利用することができます。

フィードバック:

ドライバーのご利用に何か問題やご意見がございましたら、このページからフィードバックをお送りください。

デフォルトに戻す:

ドライバーのご利用に何か問題やご意見がございましたら、このページからフィードバックをお送りください。

ヒント情報:

オフにした後、キーを押すと、画面下部にはキーの状態が表示されなくなります。

ショートカットキー:

オフにした後、デバイスのすべてのキーの機能が無効になります。

4.1. アプリケーション

アプリケーションリストにアプリケーションを追加して選択した後、そのアプリケーションにおけるペンボタンをカスタマイズします。

例えば、あるアプリケーションを選択して設定を変更した場合、そのアプリケーションの起動中にのみ変更内容が有効になります。アプリケーションを切り替えると、ドライバーは自動的に認識します。アプリケーションは最大7つまで追加できます。

アプリケーションを追加するには、以下の手順に従ってください。

1. アプリケーションバーの右上にある「+」をタップして、アプリケーション選択画面を開きます。

2. 表示されているアプリケーションから追加したいアプリケーションを選択するか、「参照」をタップしてインストールされているアプリケーションから選択します。

3. 「確認」をタップすると、選択したアプリケーションはアプリケーションバーに追加されます。

4. 追加されたアプリケーションを選択し、アプリケーションバーの後方にある「-」をタップすると当該アプリケーションを削除することができます。

5. すべてのアプリケーションを選択した場合、カスタマイズしていない他のアプリケーションにも機能が有効です。

4.2. ホイール

ホイールの中央のキーで、ホイールの機能を切り替えます。ドライバー動作時は拡大縮小(デフォルト)、スクロール、ブラシ、回転という4つの機能を順次切り替え可能です。

カスタマイズ:

画面上のホイールの位置をタップし、プリセット機能のドロップダウンメニューの「カスタマイズ」を選択し、キーボードで設定が必要なキーまたはキーの組み合わせでホイールの時計回り、反時計回り機能をカスタマイズします。

4.3. ショートカットキー

ドライバーには4セットまでショートカットキーを設定できます。デフォルトでは第1セットを使用し(オフ不可)、残りのオフにしているショートカットキーセットの初期機能は第1セットと同じです。グループごとに異なる機能をカスタマイズできます。オンにすると「キーセット切替」(デフォルトはK1キーで切り替え、他のキーへの割り当ても可能)でオンにしている各セットの間で切り替わります。

カスタマイズ:

デバイスの画面上の該当ボタンの位置をタップし、その機能をカスタマイズできます。設定方法はペンボタンを参照してください。

プレビューの設定

使用中のキーセット機能を表示します。 ドライバーでオンにしていないキーセットを選択した場合、デフォルトでセットⅠのキー機能を使用します。右上の閉じるアイコンをタップして、プレビューウィンドウを閉じます。

4.4. インポート/保存

インポート:

ショートカットリモートに保存されている設定を、ドライバー上の現在選択されているアプリケーションにインポートします。

保存:

ドライバー上の現在選択されているアプリケーションの設定をショートカットリモートに保存します。

注意:「インポート」「保存」機能は有線接続で使用してください。「インポート」「保存」設定には回転機能は含まれず、同一システムでのみ有効します。

ドライバーのアンインストール

スタートメニューの「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」を開き、「Pentablet 」を探してタップし、「アンインストール」を選択し、指示に従って操作してください。

「移動先」→「アプリケーション」でXPPenを見つけ、「UninstallPenTablet」をタップし、指示に従って操作してください。

Deb:コマンドラインでsudo dpkg -r XPPenLinuxと入力して、コマンドを実行します。

Rpm:コマンドラインでsudo rpm -e XPPenLinuxと入力して、コマンドを実行します。

Tar.gz:解凍した後、コマンドラインでsudoと入力し、uninstall.shをドラッグしてからコマンドを実行します。

1. 液晶ペンタブレットの画面がつかない、または画面が点滅しています。

1)電源が正しく接続されているか確認してください。パソコンの出力制限により、USB-C to USB-Cケーブルのみ使用すると、製品は画面が点滅したり、黒くなったりすることがあります。この場合、液晶ペンタブレットと電源アダプターを2本目のUSB-Cケーブルで接続して電源を供給してください。

2) ビデオ信号が正常に出力できるかどうかを確認してください。パソコンのUSB-Cポートに接続されている場合は、DisplayPort信号出力をサポートする必要があります。

3) 製品の接続部分を参照し、正しい接続方法とデータケーブルが使用されていることを確認してください。

4) 電源インジケータがブルーかどうかを確認してください。ブルーでない場合は、接続ケーブルを確認し、再起動してください。

5) 信号が安定していない場合は、接続ケーブルの端子がしっかり挿入されているかを確認してください。

2. パソコンがデバイスを認識できません。

1)お使いのUSBポートが正常に動作しているか確認してください。異常な場合は、他のUSBポートを使用してください。

3. 液晶ペンタブレットでは3840*2160 60Hzで表示できません。

1) パソコンのグラフィックカードとビデオポートが3840*2160 60Hzをサポートしているか確認してください。

2) 同じグラフィックスカードのポートに他のモニターが接続されているか確認してください。その場合、まず他のモニターを切断し、液晶ペンタブレットの解像度が上げられるか確認してください。

4. OLED液晶ペンタブレットの焼き付き(スクリーンバーン)を防ぐ方法は?

1) どのOLED液晶ペンタブレットでも、同じ画像を連続または繰り返し表示すると、残像(イメージリテンション)が発生する可能性があります。通常は数分で消えます。これはOLED素材の特性によるものであり、製品の不具合ではありません。

2) Artist Ultra 16を長時間使用しない場合は、スクリーンセーバーを使用するか、液晶ペンタブレットの電源を切ることをおすすめします。また、OSの設定でメニューバーなどを黒背景に変更する「ダークモード」の利用もご検討ください。

5. OLED液晶ペンタブレットはフリッカーが起きますか?

1)Artist Ultra 16のOLEDディスプレイは、DCに近い方式で輝度を調整しています。高輝度時に液晶ペンタブレットはDC調光を使用し、フリッカー(ちらつき)を回避します。低輝度時には、液晶ペンタブレットは1920 Hzの高周波PWM調光を採用しています。

6. Photoshopでのタッチ機能の使い方は?

1)「基本設定」>「性能」の設定画面で、「グラフィックプロセッサーを使用する」にチェックが入っていることを確認してください。

7. ドローソフトウェアで誤操作を回避する方法は?

1) 製品はペン優先機能をサポートしており、ペンが認識エリアに入るとタッチ機能が自動的にオフになり、誤操作が避けられます。

2) 製品ドライバーでタッチエリアをカスタマイズし、タッチ操作の有効範囲を制限し、誤ったタッチ操作を避けることができます。

3) 製品に付属の誤触防止グローブを装着することで、お絵描き中の誤触を防止することもできます。

4) または製品上部のタッチボタンをタップすることで、お絵描き中に全体のタッチ機能をオフにすることができます。

8. Kritaで誤操作を避ける方法は?

1)Kritaはタッチパネルで指で絵を描くことができます。タッチパネル機能を備えた液晶ペンタブレットを使用する場合、この機能はスタイラスペンの絵画入力を妨げる可能性がありますので、この機能はオフにしてください。

この機能をオフにするには、「設定」 -> 「Kritaの配置」 -> 「一般」 -> 「ツールタブ」を選択 -> 「指描き:タッチパネルの絵画入力を許可する」を取り消してください

また、この項目にチェックを入れない場合、キャンバスの移動は指1本のジェスチャーが使えます。絵画への干渉を避けるため、キャンバスの移動を指3本のジェスチャーを使うように変更することをおすすめします。

「設定」 -> 「Kritaの配置」 -> 「キャンバスショートカットキー」-> 「キャンバスビューを移動」 -> 「ジェスチャー」に移動し、入力を「指3本でドラッグ」に変更してください

9. スタイラスペンは機能しません。

1) 純正品のスタイラスペンを使用していることを確認してください。

2) ドライバーが正しくインストールされていることを確認し、ドライバーのペン設定が正常かどうかを確認します。

10. 筆圧はドローソフトウェアでは感知できませんが、カーソルを動かすことができます。

1) ドローソフトウェアが筆圧をサポートしているかを確認してください。

2) XPPenのウェブサイトから最新のドライバーインストールファイルをダウンロードし、ドライバーの筆圧が正常かどうかを確認します。

3) ドライバーをインストールする前に、ウイルス対策ソフトウェアとグラフィックソフトウェアを終了してください。

4) インストール前に、他の絵描モニターのドライバーをアンインストールしてください。

5) インストールが完了したら、パソコンを再起動します。

6) ドライバーの筆圧が正常な場合(Windows:ドライバーのペン設定で Windows Inkが有効になっていることを確認)、ドローソフトウェアを実行し、再度テストしてください。

11. スタイラスペンのキャリブレーション(カーソルとの位置合わせ)方法は?

1) スタイラスペンがArtist Ultra 16に正しくマッピングされていることを確認してください。

2) ドライバーの「デバイス設定」ページにある「キャリブレーション」ボタンをタップし、画面の指示に従ってスクリーンのキャリブレーションを実施します。

3) 普段の持ち方でご使用ください。製品がよりお客様の使用習慣に合うよう、スタイラスペンで画面上の赤十字の中心をタップし、タッチペンとカーソルのずれを補正してください。

12. 絵描に遅延や重くなる状況が発生しました

1) パソコンの液晶ペンタブレットの表示出力リフレッシュレートが60Hzであるかを確認してください。

2) パソコンの構成(CPU&GPU)がインストールされているドローソフトウェアの推奨構成要件を満たしているかを確認し、ドローソフトウェアの公式サイトで公開されているFAQに基づき、設定で関連機能を最適化します。

The terms HDMI, HDMI High-Definition Multimedia Interface, HDMI trade dress and the HDMI Logos are trademarks or registered trademarks of HDMI Licensing Administrator, Inc.

低ブルーライト比率:

ブルーライトの割合が低いことで、目の疲れを防ぎ、ご利用時の心地よさも増します。

デフォルトでは、本製品はハードウェアレベルの低ブルーライトをサポートしており、起動時にすぐに低ブルーライト効果を発揮できます。

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