プロ必見:XP-Pen Artist 24 Proレビュー(1440P USB-Cペンタブレット)

Jun 29,2020 PM 17:53

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本日はxp-pen会社のフラッグシップモデル「 Artist 24 Pro」ペンタブレットをレビューしたいと思います。

このレビュー記事はxp-pen社から提供いただいたものではなく、自分で購入した友人からにお借りした六月末に発売された新しい「XP-Pen Artist24 Pro」。見たところは前回のxp-pen社のフラッグシップモデル「XP-Pen Artist 22R Pro」の上位になっております。大型のxp-pen Artist22R Proではないかという強く既視感を感じたのだ。そして液晶画面のクオリティーもなんとQHD「Quad HDの略称、WQHDという言い方もある2560×1440になった解像度」だと。


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一言に言えば、この「XP-Pen Artist24 Pro」はxp-pen社に2005年日本においてブランドを立ち上げた以来、最大かつ最強なペンタブレットと思います。

では早速レビューしましょう。



良い所

まずセールスポイントを簡単に説明しに行きましょう。

コスパが高い

23.8インチ大きなサイズ

最大90%のAdobeRGBカラーを対応

2560 x 1440のQHD解像度

筆圧8,192レベル

バッテリーレスペン(2本付き)

HDMI/USB-Cを対応

はめ込むタイプのスタンド



価格

価格につきまして、アマゾンで売れる価格は99,800で、XP-Penのネットショップではたまたまクーポン割引セールを実施していますので、最新の価格を確認する必要があります。W社の23万円の液タブの購入を検討しているかたはこの同じクラスな液晶タブレットと比較するのはかなりコストパフォーマンスが高いと思います。23.5インチのQHD大画面の液晶タブレットは普通25万円にしましたが、約9万円に買えると物凄くヤバいではないか。ちなみに、xp-pen公式サイトで購入すると18ヶ月の保証がついているのも嬉しいポイントです。


開封すると、「Artist 22R Pro」と同じグリーティングカード、保証書、ドライバー取扱説明書、お描き用の手袋とクイックスタートガイドが揃っています。


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液晶画面

液晶画面の側面にペンホルダーがついています。 固定用のドライバーがパッケージと同梱れていますが、液晶部分の側面の穴はゴムで塞がれているので、ペンホルダーが取り付けられないようです。これはちょっと変と思います。液タブ側のコネクターには、USB Type-CからUSB Type-C端子が採用されています。VGA端子はQHD解像度に対応てきなくてモデルから削除されました。Artist 24proはCintiq ProのようにMacのType-C端子から液タブのType-C端子まで直接接続できますので便利です。USB-Cを使用すると、ビデオ信号を出力するデバイスを接続することもできます。 例えば。 iPad Pro、SamsungとSamsung DeX、そしてもちろんノートPCとUSB-CまたはThunderbolt 3を接続できます。


デザインが優れており、さすが大手会社という印象を持っています。左右対称のデザインなので、左利きのユーザーは設定を変更する必要がありません。 初めて箱から出したとき、頭に浮かぶ最初の言葉は「良質」、2番目の言葉は「しっかり」、3番目の言葉は「すごい」です。



サイズと色域

外観からチェックしてみると、シンプルで美しいスタイルが継続されています。23.8インチのQHD液晶ペンタブレットは従来よりもっと高い解像度と提供してくれました。

フルHDの画面を大きくしたらQHDになるイメージです。内蔵のスタンドを寝かせた状態では少しだけ傾斜していて、スタンドを立てた状態では15度から90度の角度に調整できます。初めて使用するとき、液晶保護ファイルを剝がさないようにご注意ください。両側に計20個のショートカットボタンがあります。 右上に付けるOSDボタンはタッチセンサー式です。今までスマホはフルHDが主流であったが最近はしばしばQHD搭載!というフラッグシップモデルが増えてきた。これからこの「XP-Pen Artist24 Pro」もxp-pen社のフラッグシップになるのでしょう。


そして検討視点となった一つに色域の広さがあります。「XP-Pen Artist24 Pro」の商品はAdobe RGBを約90%カバーしているとのことです。

wacom cintiq 24hdと比べるとイマイチですが、HUIONなど他の海外メーカーさんはNTSC72%だったり、70%代がいいところですが…実際使用してみると、画面はすごいきれいです。23.8インチの大きさで表示していたフルHDがそもそも大変綺麗な状態であるため、それ以上細かくなってもヒトの目のスペックが追いついていないようだ。

iMacとともに使用しているのですが、ひどいくらいに色の差はありませんでした。イラスト描いたりフォトレタッチするのに十分な色域です。

ただ接続し始めたときはちょっと色の状態がおかしかったので、Mac OSの中にあったApple RGBのカラープロファイルを適応して使用しています。視差については全然気になりませんでした。反応についても同じです。


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ペン

ペンは 「Artist 22R Pro」と同じに8192レベル段階筆圧、傾き60°検知機能を付いています。相変わらず少し太めになって安定モデルで、バッテリーフリーとボタン二つに設計されて長く描いても問題ない安定品質です。替え芯は八本にペンケースに付いて、予備ペンもパッケージに同梱されますのでありがたい限りです。ペンは左右でも取り付ける部分がある両利き対応します。20個ショットカットキー+2個リングホイールが左右に設置され、左利きでも回転など余計な設定が必要なく、快適に利用できます。



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ドライバー

W社と違い、xp-pen社ドライバーのダウンロードとインストールはかなり簡単です。パソコンと液晶タブレットを繋いで、xp-pen社の公式サイトでドライバーをダウンロードするとインストールで利用できます。使用途中でパソコンとドライバーに関する不具合で公式サイトでお問い合わしました、日本語が完璧ではないながらもかなりサポート頂けたので、「元々何か液晶タブレットやペンタブレットのドライバーが入っている場合はアンインストールしてPCを再起動して入れるようにしてください。ウィンドウズのディスプレイ設置も正しくにしてください」とサポートができました。今後のアップデートでポインタのズレが解消されたり安心しました。


 

実際の表現

追尾性能については問題なく反映できます。入り抜きはかなり繊細に検知してくれると印象が深めています。視差は一般的の液タブなのですが、個人的には納得できるタイプです。
この「 Artist 24 Pro」一番目覚ましいところは23.5インチ大画面で液晶の四隅でのズレがかなり抑えられています。私が使っていた製品と比べても、全く見劣りしない性能を持っています。wacom社のcintiq 24に比べれば見た目も全然安っぽくなく、さわり心地も良い。マウスとしてのクリック動作は少し認識が悪い印象があります。液晶の表面は書き心地や使い勝手はほとんどwacomと遜色なく使えます。



まとめ

総合的な判断としては、練習用、エンジ処理などお手伝い、同人マンガ、イラストなどにxp-penは十分と思います。プロの方はワコムさんの製品をお勧めします。もちろん、初心者だけど初めから高性能な液晶タブレットを使用したい方もご購入の検討に活かしていただけたらなと思います。


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